ファッション業界でも役にたつ！他業種でのプロモーション成功事例は

自社と同じジャンルのマーケティングを把握しておくことはとても大切ですが、ときには他業種にも役に立つときがあるので知っておきましょう。今回はさまざまな業種の質の高いプロモーション情報を発信するサイトについて、いくつか紹介します。ファッション業界とは無縁とは思わずに、さまざまな視点でプロモーションの動向を見ておき、日頃から情報を仕入れておくことが大切です。

AdverTimes

最初はAdverTimesで、株式会社宣伝会議のニュースサイトという位置づけです。日本だけではなく海外からも情報を多く集めて記載しています。大手企業のプロモーションのイベントについての記事掲載や、有名ショップやテナントのロゴや企画のコンペ情報など、幅広いマーケティングの情報を発信しています。ニュースサイトという位置づけではありますが、そのサイト内にはさまざまなコンテンツがあります。

そのジャンルは約10種類となっており、

• 販売促進
• クリエイティブ
• 広報

などといった、企業に必要とされるジャンルはもちろん、キャリア支援などといったプロモーション業界を手助けするコンテンツもあります。またこうしたサイト側からの紹介コンテンツのほかに、広告に関してユーザーがログイン登録をして情報を発信することも可能です。さらにそのブログでは、コメントを付けられるので広告というマーケティングについて、さまざまな議論を繰り広げることが可能です。

こうしたさまざまなプロモーションに関する情報を集めることで、おのずとサイト運営側にもその情報が集まって来るようになります。さらにオリジナルなプロモーションに関しての情報発信をすることが可能となるので、質の高いプロモーションを解説しているサイトからは常に質の高い情報が入手できると考えてよいでしょう。

AdGang

続いてはAdGangというサイトです。株式会社PRTIMESのサイトで、こちらも内容としては広告やプロモーションを紹介していくサイトですが、特にプロモーションのなかでも動画をメインに扱っています。国内だけではなく世界からもさまざまな広告を集め動画をシーンごとにわけて詳しく紹介していたり、CMが作られた経緯などを解説したりしています。

どんなターゲットを目当てにし、どんな理由から面白い工夫を考え、宣伝をしているといった部分を詳しく噛み砕いて説明してくれているので、それぞれのプロモーションや広告の特徴をしっかりとつかむことができます。

動画やサイトなど以外にもさまざまなプロモーションの解説をしており、例えば海外の実店舗にて面白い仕掛けを用意している店舗の情報を集め、その仕掛けをひとつひとつ、こまかくどういう点が広告として優れているのかなどをわかりやすく説明しています。

Campaign_Otaku

3つめはCampaign_Otakuという、いかにもキャンペーンが大好きであることが伝わってくるサイトで、これは独自サイトではなくはてなブログとして運営されているものです。

2016年の10月を最後に現在は更新されていませんが、過去には1年に数百以上のキャンペーンを紹介してきていたブログです。常に最新の広告やプロモーションなどを知っておくということも重要ではありますが、ときには過去に実施されていたものがヒントになるというケースもあります。最新のCMやプロモーションなどだけではなく、過去にどのような面白いアイデアがあったのか、自社で参考になるものはないかなどを知っておくことでキャンペーンや広告に関しての知識が豊富になり、引き出しを増やすことができます。

特に過去の事例であれば、話題になったプロモーションがその後成功したのかどうかもじっくり調べることも可能です。

GaiaXソーシャルメディアラボ

最後はGaiaXソーシャルメディアラボです。ガイアックスが運営するサイトで、プロモーション事例というよりも、SNSを利用してどのようなマーケティング方法があるのか、関連情報が豊富なサイトになっています。

特に現在では、SNSはアパレル業界と絶対に切り離して考えることはできないマーケティング戦略に入ってくるツールです。具体的な記事のコンテンツの内容としてはFacebookでのARエフェクトを使ったアプリのおすすめや、マーケティングでのSNSアプリの上手な活用法の事例などを紹介しています。

これらに紹介されているようなマーケティングを、そのまま同じようにアプローチしていくという方法もありますが、常日頃からどのような視点でマーケティングをおこなっていくかという多くの事例を見て、頭を柔らかくして発想力を付けるということが一番重要です。

まとめ

Webでマーケティングの情報コンテンツのサイトと言うと、海外の情報が多い割合になるなど、日本の会社として参考にするには少々難しいと思うケースもあります。しかし今回紹介したサイトは日本の情報も多く含まれています。「日本は海外と違うから自由にプロモーションができない」と固く考えてしまうのではなく、他社でこうした面白いアイデアを採用して告知に力を入れているということを日々見ておくとよいでしょう。そうすればおのずと必要なときに適切な方法でプロモーションの提案ができることにつながります。