ティーンズをターゲットにしたECサイト成功事例6選

ティーンズをターゲットにしたECサイト成功事例6選

ティーンズに特化したウェブデザインや戦略で、コンバージョンを増やすためにはターゲットを意識した特性や方向性が必要です。ファッションだけでなく、マーケティングにおいてもティーンズ特有の流行があり、数年後にはF1層になることもあり、事前にトレンドをキャッチしておくことは重要です。

ティーンズのトレンドを探れ!マーケティング最前線

ティーンズのトレンド情報は、今後のマーケティング戦略に大きく影響します。トレンド情報をつかむ方法はさまざまあります。

実はマイナビでは、マイナビティーンズという10代の女子会員からなるアンケートのデータを公開しています。さまざまなジャンルのアンケートがありますが、そのなかのひとつとファッションがあります。アパレル業界であれば、現代のティーンズ女子がどのようなファッションをトレンドとして考えているのかはとても重要になるでしょう。
過去にあった実例でのファッション関連は、一番読む雑誌はseventeenで、もっとも使われているアパレルブランドはGUといった情報です。また晴れ着メーカーが原宿で潜在顧客リストを集めた事例など、ティーンのトレンド情報を収集するためのプロモーションの参考もあります。
公開している情報もあれば、より詳しい情報を会員向けのメルマガ配信などもおこなっています。

恋愛、アプリ、グルメ。ティーンズの傾向をざっと見ると

ファッション以外でのトレンドとして、恋愛に関するアンケートでは相手が自分を精神的に支えてくれることを求めており、告白としては直接会って相手からされたいというティーンが多い結果です。

カメラアプリのダウンロードのプロモーションでは、ティーンズ女子はSNSを既に使いこなしているので、自撮り撮影ができるカメラアプリにはとても敏感ということがわかりました。また雑誌やラジオに関して調査をおこなうと、ラジオアプリであるRadikoは3人に1人が使用していることも判明しています。とはいえアプリにお金をかけているわけではありません。1ヵ月のなかでのお金の使いみちの割合として1位はファッションでしたが、ついで2位は飲食となっており、放課後や休日に友人とのグルメの時間がティーンにとって重要視されていることもわかったのです。
このように現在のティーンの恋愛に対しての考え方や、お金の使いみちなどのマーケティングはファッション以外の情報でも重要になります。

ティーンズが振り向くファッション系ECサイトランキング(中学生向き)

さまざまな手法でティーンズのトレンドをつかみ、それをサイト運営に生かしている成功例があります。ここからはティーンズ向けのECサイトとして成功している事例を見てみましょう。

中学生のティーンズに人気のあるアパレルサイトのランキング形式でご紹介します。

第3位:OLIVE des OLIVE(オリーブデオリーブ)

ティーン向けに展開しているファッションブランドで、シンプルからディティールにこだわったデザインがそろっています。値段も4〜5千円と控えめでまだアルバイトができない中学生には買いやすく、かつ同ブランドの組み合わせでコーディネートを工夫できるのも特徴です。

第2位:MAJESTIC LEGON(マジェスティックレゴン)

キレイさと可愛らしさをあわせもっており、SNSにUPする画像でちょっと大人っぽさをだしたい中学生ティーンに向いているブランドです。値段は5〜6千円と、安くはないですがお小遣いを貯めれば購入できる範囲の価格なのもポイントです。

第1位:WEGO(ウィーゴ)

サイト上でシーズンごとに抑えるべきアイテムを特集しており、ここのサイトだけでトレンドをつかむことができるのが特徴です。ティーンズの間では高いブランド人気をもっており、3〜4千円で手が届きやすいのも中学生ティーン向けの理由です。

ティーンズが振り向くファッション系ECサイトランキング(高校生以上)

中学生よりもファッションを意識する割合が多くなる高校生に人気のあるアパレルサイトも同じくランキング形式でご紹介します。

第3位:JILLSTUART(ジル スチュアート)

全体的に1万円を超えるアイテムが多く高校生にとっては少し高級ではありますが、学生っぽさから大人に憧れるティーンズに向けの商品が多くそろっています。アルバイトを初めて、少し奮発してワンランク上のアイテムを購入しようと考えている高校生向けです。

第2位:evelyn(エブリン)

淡いカラーの可愛いらしいアイテムが多くそろっています。友達と街へ出かけるときや、気になる男子の前で可愛くありたいティーンから、ボーイッシュで個性的な雰囲気をだしたい場合の商品もあります。値段も4千円前後と手頃に購入できます。

第1位:LOWRYS FARM(ローリーズファーム )

カジュアルな印象の自然なファッションの商品がそろっています。値段も2〜7千円と種類も幅広いので個性がそれぞれ異なってくる高校生たちに対応でき、またこのサイトの組み合わせだけでも幅広いファッションがつくれることが特徴です。その種類の多さはスマホで見ているだけでもウィンドウショッピングをしている気分になれます。

まとめ

以上、ローティーンズとハイティーンズ向けのECサイトをご紹介してみました。

ティーンズはもっとも女子がファッションを気にする年代です。そんなティーンズをターゲットにする場合はライバルも多いので工夫が必要となります。時代や年代によってファッションへの考え方やトレンドは異なります。その年での傾向をしっかりつかんで、雰囲気つくりや特集を組む、アイテムの選別などにマーケティングの情報をサイトの運営に生かしていくことが大切です。

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