“白シャツ”を買う!と決めてからカートに商品が入るまでのブランドサイト比較

“白シャツ”を買う!と決めてからカートに商品が入るまでのブランドサイト比較

ブランドサイトで白シャツを買うと決めてから、カートに商品が入るまでのクリック数を比較してみました。1.女性物 2.襟付き 3.長袖 4.前ボタン 5.無地 6.白色 7.Mサイズ(色/サイズでは絞り込みしない)で一番最短で買えるもの、という条件で各種ブランドサイトにて実践し、そのクリック数や導線の分かりやすさなどを比較したいと思います。

目次

UNIQLO

http://www.uniqlo.com/jp/

1.TOP画面の左上「WOMAN」をクリック

2.出てきた選択画面から「シャツ・ブラウス」をクリック

3.「シャツ・ブラウス」内の「プレミアムリネン」をクリック

4.該当商品をクリック

5.ピンクのシャツが表示されたためカラーで「白」選択

6.サイズの「M」を選択

7.グレーだった「カートに追加」が赤く表示されるため「カートに追加」をクリック

[完了]ページ上部に「カートに商品が追加されました」と表示

クリック数は7回。ユニクロで一番特徴的だったのは、「シャツ/ブラウス」のカテゴリ内に入った後、ずらっと商品が並ぶのではなく、商品名(タイプ)ごとに分けられて商品が表示されることでした。他のブランドサイトに比べて商品数が限られており、また個々の商品特性が際立っている為可能な表示方法となっています。

ONWARD CROSSET

https://crosset.onward.co.jp/

1.初めからすでに「WOMEN」だった為、TOP画面の左上「カテゴリ一覧」をクリック

2.出てきた選択画面から「トップス」をクリック

3.「トップス」内の「シャツ/ブラウス」をクリック

4.対象が外れてしまっている為ここで「WOMEN」をクリック

5.細かい絞り込みがない為、見つかるまでスクロール(1クリックカウント)

6.該当商品をクリック

7.「ホワイト」「Mサイズ」の「カートに入れる」をクリック

[完了].カート内画面に移動

クリック数は7回。ONWARD CROSSETでは、サイトにアクセスした時にはすでに「WOMEN」が選択されている状態なのですが、そのまま「カテゴリ一覧」をクリックすると「WOMEN」の選択が外れてしまう他、その後に選択し直す必要がありました。また、細かい絞り込みはない為、スクロールして該当商品を探す必要があります。

SANYO iStore

https://sanyo-i.jp/s/

1.TOP画面の左上「CATEGORY」をクリック

2.出てきた選択画面から「WOMEN」の「トップス」をクリック

3.「シャツ/ブラウス」で絞り込む

4.細かい絞り込みがない為、見つかるまでスクロール(1クリックカウント)

5.該当商品をクリック

6.「ホワイト」「40(Mサイズ)」の「カートに入れる」をクリック

[完了].カート内画面に移動

クリック数は6回。今回の検証では他サイトがほとんど7回だったので、一番少ないクリック数で白シャツがカート内に入りました。また、こちらも細かい絞り込みはない為、スクロールして該当商品を探す必要があります。

BEAMS

http://www.beams.co.jp/

1.TOP画面の左上「アイテム」をクリック

2.出てきた選択画面から「WOMEN」をクリック

3.「WOMEN」内の「カジュアルシャツ」をクリック

4.細かい絞り込みがない為、見つかるまでスクロール(1クリックカウント)

5.該当商品をクリック

6.サイズをプルダウンして「Sサイズ」を選択(Mがない為)

7.「カートへ入れる」をクリック

[完了].ボタン上に「カートに追加されました」と表示

クリック数は7回。NWARD CROSSET、SANYO iStoreとあまり変わらない導線でカート内に商品が入りました。こちらも細かい絞り込みはない為スクロールして該当商品を探す必要があり、また、該当商品ページ内でのサイズ選択がプルダウン方式だったため、デザイン的にシンプルな印象でした。

UNITED ARROWS

http://store.united-arrows.co.jp/

1.TOP画面の左上「LADIES」をクリック

2.出てきた選択画面から「トップス」をクリック

3.「シャツ/ブラウス」で絞り込む

4.「袖丈(長袖)」「柄・デザイン(無地)」「襟(レギュラーカラー)」で絞り込む

5.該当商品をクリック

6.サイズをプルダウンして「Mサイズ」を選択

7.「ショッピングバッグへ入れる」をクリック

[完了].カート内画面に移動

クリック数は7回。UNITED ARROWSでは詳細検索があったため、ページをスクロースして探す必要が少なく、早く該当商品を見つけることが出来ました。こちらもBEAMS同様、サイズがプルダウン方式だった為、デザインがシンプルな印象です。

WORLD

http://store.world.co.jp/

1.TOP画面の左上「LADIES」をクリック

2.「LADIES ITEM」をクリック

3.出てきた選択画面から「トップス」をクリック

4.「シャツ・ブラウス」をクリック

5.「さらに絞り込む」をクリック

6.「袖丈(長袖)」「柄(無地)」「衿(シャツ衿)」で絞り込む

7.該当商品をクリック

8.「白」「Mサイズ」の「カートに入れる」をクリック

[完了].カート内画面に移動

クリック数は8回。2クリック目の「LADIES ITEM」のボタンの位置が分からず、他のボタンも押してしまいました。また、WORLDでもUNITED ARROWS同様詳細検索があったのですが、選択画面でチェックを入れるたびに検索が行われているようで、毎回画面が更新される為、今何が条件として入っているのか分かりづらかった印象です。

白シャツを買うと決めてからカートに商品が入るまでのブランドサイト比較

今回は6つのブランドサイトで検証してみましたが、SANYO iStoreが6回、WORLDが8回、その他が7回クリックするとカート内に白シャツが入るという結果でした。回数ではほとんど差はなかったのですが、分かりやすや、使いやすさにはそれぞれ違いがありました。

大まかな流れは、1.「WOMEN」や「LADIES」などの女性物カテゴリを選択→2.「トップス」などの大枠カテゴリを選択→3.「シャツ/ブラウス」などのサブカテゴリを選択→(さらに形状を絞り込める機能があるもの or ないもの)→4.該当商品ページで「色」「サイズ」等詳細を選択→5.「カートに入れる」ボタンを押す、というものしでた。1.2.3に関しては、HOME画面上で完了した方が、その後の流れがスムーズでした。

UNIQLOは個々の商品特性が際立っている為、他サイトとは商品の表示方法(カテゴリ)方法が違っていましたが、他ブランドサイトではカテゴリで選択していくと、条件に該当する商品がずらっと表示されます。その時に「袖」や「柄」、「襟」など詳細条件を設定して絞り込むことができると、希望の商品にたどり着きやすく、またユーザーもイメージにより近い商品を選びやすいのではないでしょうか。また、該当商品ページで、各色の各サイズが並べられているもの、プルダウンでサイズが選べるものの違いがありましたが、こちらは前者はラインナップが分かりやすく、後者はデザインがスッキリした印象になっていました。

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