創業者は韓国の女子大生!コーデアプリの最大手「スタイルシェア」とは?

創業者は韓国の女子大生!コーデアプリの最大手「スタイルシェア」とは?

2011年に、韓国人の二人の女子大生が立ち上げたファッションSNSアプリケーション「スタイルシェア(StyleShare)」は、今や韓国の女の子の5人に1人が使用しているといわれ、世界120ヵ国以上で累積ダウンロード数500万超の人気のコーデアプリです。

日本ではさらに、ショッピング機能も搭載され、着実に人気が高まっています。その人気の秘密や使い方、女子大生だった2011年に「スタイルシェア(StyleShare)」を設立した創業者のことなど、詳しくご紹介します。

韓国でナンバーワンのファッションアプリ「StyleShare」とは

韓国最大のファッションSNSアプリケーション「スタイルシェア(StyleShare)」が、日本でも人気を博しています。2011年に韓国で立ち上げられたアプリで、日本では2014年の12月から、日本向けのタグ付け機能も搭載して展開されました。

「スタイルシェア(StyleShare)」では、自分や友人などのファッションコーディネートの画像を共有し、気に入ったコーデにイイネしたり、コメントしたりしながら、最新のファッション情報をチェックすることができます。

さらに2018年には、日本限定でショッピング機能も搭載し、インスタ発の人気ショップがひとまとめに掲載されています。気になるファッションアイテムをショップやブランドに関係なく、カテゴリ別、価格別など、条件を絞り込んで検索することができるなど、ECモール的に使えます。トップ画面には、常におすすめのトレンドアイテムが並んでいて、特に気になるアイテムがないときにでも、ウインドウショッピングのような感覚で眺めて楽しむこともできます。

他には、特に気に入ったファッションのユーザーをフォローしたり、お気に入りのコーデを自分のコレクションとして集め、アルバムを作ったりすることもできます。気になるワードをハッシュタグで検索することもできるなど、使い方は、ツイッターやフェイスブックよりは、インスタグラムに近いイメージです。

主に10~20代の女性をターゲットとしたアプリです。メインのユーザー層は20~25歳で、女性が8割、男性では2割となっています。累積加入者は230万人にのぼり、着実に人気が高まっています。

スタイルシェア(StyleShare)の使い方をみてみよう

「スタイルシェア(StyleShare)」は、パソコンでもスマートフォンでも使えますが、スマホユーザーが多いようなので、スマホでの使い方をご紹介します。まずは、プレイストアなどでアプリを探し、インストールしてユーザー登録します。登録の際は、フェイスブックやツイッター、グーグルプラスと連動させることもできるし、携帯電話のメールアドレスで登録することもできます。

IDとパスワードを決めますが、IDは既存のものがあれば使えないので、何パターンか考えておきましょう。次に性別を選んだら、アプリスタートです。

フィードとショッピングに分かれ、フィードはSNSとして使えます。インスタグラムのようにコーデの写真を掲載したり、気に入ったコーデにイイネを付けたりコメントしたりできます。フィルターで、性別や国を選択することができるので、日本以外に国のファッションを見たい場合は、チェックしておきましょう。

ショッピングでは人気ショップのファッションアイテムをチェックでき、購入したいアイテムが見つかると、そのショップに誘導してくれます。

女子大生が作ったアプリ~二人の大学生創業者

代表取締役CEOのユン・ジャヨンと共同創業者のソン・チェヨンは、大学在学中の2011年に、ファッションに抱く強い情熱を共有し、「既存のファッションコンテンツとメディアに革新が必要」という考えから、「スタイルシェア(StyleShare)」を設立しました。

「ダイバーシティ(バラエティ豊かなコンテンツを提供すること)」を企業理念とし、さまざまなアイディアを駆使して、設立から約3年で韓国最大のファッションSNSに成長しました。「スタイルシェア(StyleShare)」では、ユーザー参加を基盤として、すべての情報をシェアし、日常的で共感しやすいファッション情報を得ることができます。

世界120ヵ国に展開するStyleShare~シェアビジネスの先駆者

シェアビジネスは現在でこそ注目のビジネスモデルですが、「スタイルシェア(StyleShare)」は既に2011年に開始しています。その先駆的な動向は今後も見逃せませんが、2018年には、韓国のテレビ通販大手GPホームショッピング傘下のECサイト「29CM」を買収しました。

「スタイルシェア(StyleShare)」のメインターゲットが10~20代の女性であるのに対して、「29CM」は20~30代の女性です。商業的なメディアとしての側面が強く、コンテンツが豊富なのも魅力です。その「29CM」を傘下に収めたことで、ターゲットがさらに拡大し、人気も広がることが予想されます。

その後、日本限定でショッピング機能も搭載し、ショップやブランドに縦断して気になるアイテムを探すことができます。そして、お気に入りのアイテムが見つかったら、そのショップに誘導してくれます。出店料や手数料は無料なので、小さなショップでも出店しやすく、バラエティ豊かなラインナップが楽しめます。

まとめ

オンラインショッピングを検索できるショッピング機能とともに、日本でも着実に人気を高めている「スタイルシェア(StyleShare)」ですが、今後もその動向は見逃せません。女性がネットでショッピングをする際は、まず「スタイルシェア(StyleShare)」を見てから、ということになる日も近いかもしれません。

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